島根・由志園の日本庭園を描く水彩画|大根島の美しい庭園風景【作品53】
水彩画53作目|島根県・大根島「由志園」の日本庭園を描く
今回ご紹介する作品は、水彩画シリーズ 53作目となる作品です。
サイズは F10(530mm×455mm) のキャンバスで描いた作品になります。
題材に選んだのは、島根県松江市にある日本庭園 由志園(ゆしえん)。
日本庭園の美しさと四季の花々で知られる庭園で、特に牡丹の名所として全国的にも有名な場所です。
今回の作品は、松江市内からバスで訪れた際に見た庭園の景色をもとに描いたものです。
松江市内から少し時間はかかりますが、湖に浮かぶ島のような 大根島(だいこんじま) に位置する庭園は、到着した瞬間から静かな空気に包まれ、日本庭園ならではの落ち着いた美しさを感じさせてくれます。
当日は天候にも恵まれ、庭園の緑や池の水面が美しく輝いており、訪れた人の心をゆっくりと癒してくれる空間でした。
由志園とは|大根島に広がる牡丹と日本庭園の名園
由志園は、島根県松江市の 大根島 にある日本庭園で、約1万坪という広大な敷地を誇る庭園です。
庭園は 池泉回遊式庭園 と呼ばれる日本庭園の代表的な形式で、池の周囲を歩きながら様々な景色を楽しむことができるように設計されています。
庭園内には季節ごとに様々な植物が植えられており、春には牡丹、夏には青々とした緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。
特に由志園は 牡丹の名所として知られており、毎年春には多くの観光客が訪れます。
池に浮かべられた牡丹の花が水面を埋め尽くす「池泉牡丹」は、全国的にも有名な光景です。
庭園全体は非常に丁寧に手入れされており、石組みや植栽、池の配置など、すべてが計算された構図で配置されています。
そのため庭園を歩いていると、どこを切り取ってもまるで 一枚の絵画のような風景 が広がっているのが印象的でした。
現地を訪れて感じた庭園の美しさ
今回訪れたのは、足立美術館を訪れる前日でした。
松江市内から定期バスに乗り、大根島へ向かいます。
移動時間は少し長めですが、到着して庭園に入った瞬間、その時間を忘れてしまうほどの静かな美しさが広がっていました。
池の周囲には丁寧に整えられた松や植栽が配置され、石橋や灯籠が自然に溶け込んでいます。
風のない穏やかな日だったため、池の水面には庭園の景色が映り込み、まるで鏡のような光景が広がっていました。
日本庭園は、自然の風景をそのまま再現するのではなく、
自然を理想的な形に整えて表現する芸術とも言われます。
由志園の庭園はまさにその典型で、自然と人の手による美しさが絶妙なバランスで調和していました。
その景色を見たとき、「この風景はぜひ絵に残したい」と感じ、この作品を描くことになりました。
水彩画作品53|庭園の奥行きと静けさを表現

今回の水彩画では、日本庭園特有の 奥行き感 を意識して描いています。
庭園は単純な平面の風景ではなく、前景・中景・遠景が自然につながるように設計されています。
例えば、
・手前の石や植栽
・中景の池と橋
・奥に広がる木々
といった要素が重なり合うことで、庭園の奥行きが生まれます。
水彩画でもこの構図を意識しながら、色の濃淡や空間の広がりを表現しました。
また、日本庭園の魅力は派手な色彩ではなく、
落ち着いた色の調和にあります。
緑の濃淡や石の色合い、水面の静かな反射など、穏やかな色彩を重ねることで、庭園の静かな雰囲気を表現することを心がけました。
由志園の庭園映像(参考動画)
由志園の美しい庭園風景を紹介している動画があります。
実際の庭園の雰囲気がよく分かる映像ですので、ぜひご覧ください。
大根島由志園の日本庭園(島根県松江市)
https://www.youtube.com/watch?v=-5VIOYtZQt4&t=210s
また、春には池いっぱいに牡丹の花が浮かぶ美しい景色を見ることができます。
【まるで絵画のような絶景】日本庭園が真っ赤に染まる期間限定の「池泉庭園」 / 由志園 / 島根
https://www.youtube.com/watch?v=zqp5viIGCdE
由志園へのアクセス(島根県松江市・大根島)
由志園は、島根県松江市の 大根島(だいこんじま) にある日本庭園です。
松江市中心部からはバスや車で訪れることができ、観光スポットとしても人気があります。
松江市内からはやや距離がありますが、宍道湖や中海の景色を楽しみながら向かうことができるため、旅の途中の景色も魅力の一つです。
特に春の牡丹の時期には多くの観光客が訪れ、日本庭園と花の美しい景観を楽しむことができます。
公共交通機関(バス)で行く
一番スタンダードな方法です。松江駅、または境港駅から「松江境港シャトルバス」を利用するのが便利です。
| 出発地 | 利用バス | 所要時間 | 備考 |
| JR松江駅 | 松江境港シャトルバス | 約25分 | 第4のりばから乗車 |
| JR境港駅 | 松江境港シャトルバス | 約15分 | 境港観光とセットで便利 |
| 米子鬼太郎空港 | シャトルバス(松江行) | 約20分 | 「由志園入口」で下車 |
日本庭園はまさに「生きた絵画」
日本庭園は、単なる庭ではなく、
自然の風景を一つの芸術として表現した空間です。
石、木、水、苔、橋、灯籠などの要素が計算された配置で組み合わされ、歩くたびに異なる景色が現れます。
そのため、日本庭園を歩いていると、
まるで 一枚一枚の絵を見ているような感覚になります。
今回の作品でも、その「生きた絵画」のような庭園の美しさを、水彩画として表現することを目指しました。
まとめ|静かな美しさを持つ日本庭園
島根県松江市の大根島にある由志園は、四季の花と美しい庭園が調和した日本庭園です。
派手さはありませんが、ゆっくりと庭園を歩くことで、自然の美しさや日本庭園の奥深さを感じることができます。
もし松江を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。
きっと、静かな時間の中で心が落ち着くような庭園の美しさに出会えると思います。
次回公開予定作品
作品54:足立美術館 II
日本庭園の美しさで世界的にも有名な足立美術館。
次回は、その庭園風景を描いた水彩画作品をご紹介予定です。
どうぞお楽しみに。
下記は前回アップした水彩画のリンクとなります
足立美術館の庭園を描く水彩画52作目|世界一の日本庭園の美と構図を表現【F10・島根県安来市】 – 松藏七代 生活お役立ち部屋&趣味の部屋
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