2024-11

1947年と53年のふたつのセッションを収録した名盤。「インディアナ」での神業的高速ソロをはじめ、心地よい緊張感に満ちた好演が続く。モダン・ジャズ・ピアノの教科書のような1枚。スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク

レコードで聴いていたアルバムになります。1970年代を代表するピアノ・トリオ名盤にしてトミー・フラナガン自身の代表作でもある『エクリプソ』！ジョージ・ムラーツ～エルヴィン・ジョーンズとのトリオはどこまでもエレガントでスウィンギー！これぞ究極のモダン・ピアノ・トリオ・サウンド！

誰もがエラの芸の幅の広さは認めるところ。そのエラならではの企画で全曲ブラジルのカルロス・ジョビンの曲を歌っている。62歳でさすがに声に衰えがみえるものの、キャリアを感じさせる技芸のさえはさすが。ボサ・ノヴァというよりエラ節が強い。

2006年に亡くなったジャズ・ピアニスト、本田竹曠の初期作品がデジタル・リマスタリングでリイシュー。極上のスイング感とストレートに胸を打つ歌心、本田の真骨頂とも言えるスタンダード・アルバムの傑作。