NHK福岡放送センターの桜|心に残る春の記憶を描いた水彩画44作目
水彩画44作目「NHK福岡放送センターの桜」について
本作品は、水彩画44作目として制作した
NHK福岡放送センター前に咲く桜の風景です。

作品サイズは F10(530×455mm)。
春のやわらかな光と、街の中に静かに息づく一本の桜の存在感を、水彩ならではのにじみと透明感で表現しました。
この桜は、いわゆる「有名な名所」ではありません。
しかし私にとっては、何度も記憶に刻まれてきた、忘れがたい桜です。
この桜を描こうと思った理由
NHK福岡放送センターの前に立つこの桜は、まだ若い木です。
大きく枝を広げるような堂々とした姿ではありません。
それでも私は、これまで何度も
この桜の下でカメラに向かうアナウンサーの姿を目にしてきました。
赴任や異動、番組の節目。
節目の瞬間を、さりげなく見守ってきた桜。
華やかに主張するわけでもなく、
ただそこに立ち、毎年同じように花を咲かせる。
その姿が、
「福岡で暮らす日常の中の春」
そのもののように感じられ、筆を取りました。
都市の中の静けさ|NHK福岡放送センターという場所
NHK福岡放送センターは、
大濠公園・舞鶴公園の南側に位置しています。
放送局というと、賑やかで忙しい印象がありますが、
この周辺は意外なほど静かです。
少し歩けば、
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大濠公園の水辺
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舞鶴公園(福岡城跡)の緑
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季節ごとに表情を変える木々
が広がり、都会の中とは思えない落ち着きがあります。
この作品では、
「桜」だけでなく
「桜を包む空気感」
「時間がゆっくり流れる感覚」
も大切に描きました。
舞鶴公園(福岡城跡)と桜の名所性
NHK福岡放送センター周辺の桜は、
主に**隣接する舞鶴公園(福岡城跡)**に広がっています。
舞鶴公園は、福岡市内でも屈指の桜の名所です。
● 桜の本数と種類
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約1,000本の桜
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ソメイヨシノ
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シダレザクラ
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ヤマザクラ など
約19種類が植えられています。
● 見頃
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例年:3月下旬〜4月上旬
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年によって多少前後します
● 見どころ
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多聞櫓と桜の組み合わせ
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池に映り込む桜の姿
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城跡ならではの高低差ある景色
華やかな「福岡城さくらまつり」の賑わいも魅力ですが、
NHK福岡放送センター周辺は、
少し人通りが落ち着いた、静かな桜時間を楽しめる場所でもあります。
アクセスと目印|訪れる際の参考情報
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最寄りバス停
「福岡城・NHK放送センター入口」 -
地下鉄
大濠公園駅から徒歩圏内 -
散策ルート
大濠公園 → NHK福岡放送センター → 舞鶴公園
という流れがおすすめです。
映像で見るNHK福岡放送センター周辺
今回の制作にあたり、
NHK福岡放送センター周辺を紹介したYouTube動画も参考にしました。
福岡NHK! 福岡のTV局をグルっと一周シリーズ!⑥
https://www.youtube.com/watch?v=NjulWN2e1iY
映像で見ると、
この場所が持つ「穏やかさ」や「街との距離感」が、
より伝わると思います。
水彩画としての表現ポイント
この作品では、
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桜の花びら一枚一枚を描き込むのではなく
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色の重なりとにじみで「春」を表現
しています。
淡いピンクの中に、
ほんの少しだけグレーやブルーを混ぜることで、
晴れすぎない、福岡の春らしい空気感を意識しました。
主役は桜ですが、
実は「余白」もこの絵の大切な要素です。
見る人が、
それぞれの記憶や風景を重ねられるように──
そんな思いを込めています。
まとめ|名所ではないからこそ残したい風景
有名観光地の桜も素晴らしい。
けれど、
誰かの日常の中にそっと存在する桜も、
同じように尊いと私は思います。
NHK福岡放送センターの桜は、
多くを語らず、
ただ毎年そこに立ち続けています。
その姿を、水彩画として残すことができたことを、
とても嬉しく感じています。
次回予告
作品45:福岡城跡 桜の風景(F10)
次回は、
舞鶴公園の中でも、より「城跡らしさ」を感じられる桜の風景を描いた作品をご紹介します。
どうぞお楽しみに。
下記は前回アップした43作目”平戸大橋が見える風景”を描いた水彩画のリンクとなります。
🔗平戸大橋が見える風景を描く|水彩画43作目・朱塗りの吊り橋と癒しの海景 – 松藏七代 生活お役立ち部屋&趣味の部屋

